2020年1月の記事一覧
3学期が始りました
みなさま、新年明けましておめでとうございます。本年も本校教育活動へのご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
始業式での校長講話を掲載します。
【3学期始業式校長講話】
皆さん、新年明けましておめでとうございます。元気に3学期を迎えられたことをうれしく思います。
始業式にあたり、2点お話をします。
一つはこれからのこと、もう一つは今現在のことです。
まず、一点目は、これからの世の中で生きていくのに必要なこと、についての話です。
今、国内外で課題が山積し、そのいずれもが正解のない、あるいは正解が一つとは限らない複雑で困難な時代です。
これからの世の中で生きていくのに必要なことは何だと思いますか。
言われたことを「はい」と言って、確実に行う。これはすごく重要なことです。ただ、これからもっと必要になって くるのは、世の中のことに疑問を持ったり、課題を見つけたりして、それをほかの人たちと、一緒に考えたり、話し合ったりして解決していくことだと思います。
そのためには今、皆さんは何をしたらよいのでしょうか。まずは、世の中の動きにもっと関心を持ってください。高度情報化社会では、情報を持つことと、持たないことでは人生が変わります。新聞や本を読むこともすごく重要です。また、ほかの人との、SNSなどをとおしてではなく、直接のコミュニケーションを大切にしてください。
まさに皆さんが文化祭などでがんばったことを思い出してください。いろいろあったと思います。なかなか意見がまとまらない。みんなが動いてくれない。そこをあれやこれやと考えて解決して、一つのものを作り上げたと思います。そのことが重要なのです。部活動も同様です。もちろん勝つことも大事ですが、その過程で、部員同士で、喜び合ったり、時には喧嘩することもあるでしょう、そして一つのことを作り上げていく、そのことが大事です。そのようなことをとおしてコミュニケーション力が生まれていきます。ぜひ人と人とのコミュニケーションを大切にしてください。
2点目は、高校を卒業することの大切さの話です。いま皆さんが、高校生活を送っていながら、勉強でつまづいたり、友人との人間関係で悩んだりすると、「高校をやめてしまいたい」なんて思っている人もいるかもしれません。それでは、皆さん、高校やめて何をしますか。一生親に面倒を見てもらうわけにはいかないと思います。それではアルバイトをすればいいというかもしれません。近所のコンビニではいつでもアルバイトの募集をしていると言われるかもしれません。しかし、高校を卒業しないで、アルバイトで働くと、高卒で正社員となって働いている人と同じ時間働いても、年収ではそのおよそ半分しか得られません。それでは、正社員になればいいというかもしれません。皆さん、中卒の求人数のことをわかっていますか。中学卒業の求人件数は、ほんのわずかしかありません。その中から自分に合った職場、仕事を探すことは殆ど不可能です。「中卒には仕事はない」というのが現実ですということは、家族を養うことは論外で、自分一人でアパートに暮らして家賃を払って行く事も極めて困難です。
もちろん、中卒でも誰にも負けない努力をして、様々な分野でリーダーとなって仕事をしている人、人間的にも魅力があり、立派に家族を養っている人は、大勢いますが、みなさんにとって高校を卒業するということはこれからの生きていく上での選択の幅が大きく広がるということはわかってもらいたいと思います。
そして、私から一番お話ししたいのは、日高高校での3年間は他のどんなものにも代えがたい大切なものであると言うことです。3年生の皆さんは、本校で多くのことを学び、経験して、自信に満ちた表情でいまここにおります。ぜひ1、2年生の皆さんも、「生徒を伸ばす学校」日高高校での学校生活をとおして成長してもらいたいと思います。
新しい年にあたり少々厳しいこともお話ししましたが、みなさん、それぞれのゴールに向けて前進しましょう。3学期は1年間のまとめになります。3年生は高校生活の総決算であるとの自覚を持って最善を尽くし卒業というゴールまで駆け抜けて下さい。1、2年生も同じです。ぜひ全員が進級できるように、気を抜かずに頑張って下さい。一人一人が自分の課題に挑戦してください。目の前の課題から逃げずに挑戦してください。
一人一人が1年間の有終の美を飾る学校生活を送っていくことを願い校長講話とします。