2019年4月の記事一覧
平成31年度1学期始業式講話
第1学期始業式校長講話
みなさん、おはようごいます。
本年度、日高高校に着任いたしました、校長の堀です。
皆さんにお会いできるのをたいへん楽しみにしていました。
日高高校の生徒は大変明るく元気な生徒が多いと聞いていました。いま、皆さんを見てその通りだと思いました。皆さんが大きく成長するため、先生方と一丸となって教育活動にあたってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。みなさんがこの一年、どんな輝きを見せてくれるか、楽しみにしております。五月には元号が変わり令和となりますが、気持ちを新たにぜひとも頑張ってください。
さて、今日は、新年度スタートの特別な日に当たります。私から2点お話をしますのでよく聞いてください。
まず1つ目は、皆さん一人一人が、自分自身を大切にしてほしいということです。
皆さんが今ここにいるということは、さも当たり前のように思っているかもしれませんが、ここに皆さんが集まっていることは奇跡的なことなのです。
地球が誕生したのは約46億年前、私たちに近い人類が誕生したのが約500万年前と言われています。それから進化して綿々と命が繋がり今ここに皆さんがいるわけです。これはすごいことだと思いませんか。ですから、皆さん一人ひとりは本当にかけがえのない存在なのです。一人ひとりがとても大切な存在です。また、周りの友達や先生方との出会いもまた奇跡に近いものです。そんな奇跡の出会いを大切にしてほしいと思います。また、自分だけではなく、家族や友人などの周りの人たちのおかげで生きていることをわかってもらいたいと思います。
そのようにいまの自分があることを自覚して、自分自身を大切にして高校生活を送ってもらいたいと思います。
二つ目は、友人や周りの人たちと、直接顔を合わせての対話を大切にしてもらいたいと思います。皆さんは、スマホなどを使ってのやりとりになっていませんか。「いいよ」という言葉も画面上のことでは、相手が本当にどう思っているかわかりませんね。心からの「いいよ」か、いやいや言っている「いいよ」かわかりませんよね。面と向かって明るく、「いいよ」と言えば相手は、「いいよ」とわかるし、納得しない様子で「いいよ」といえば、あまりよく思っていないとわかります。アップルがiphoneを発売したのが、2007年でした。わずか10年ちょっとで、このような状態になっています。先ほどお話しました、人間は大昔から命をつないできました。他の動物との違いは、他の人との会話を通して、発達してきたのです。ぜひ皆さんも友達や周囲の人たちとの直接の話し合いを大切にしてもらいたいと思います。
最後にお願いがあります。これからの高校生活でこれから言う3つのことを大切にしてもらいたいと思います。その3つとは「あいさつ」「時間やものの管理」「周りへの感謝」です。
この3つが実行できれば、みなさん社会でも立派に生きていけます。いくら勉強やスポーツができてもだめです。
今日は、年度当初に当たり、「自分自身を大切にしてほしい」ということと、「直接の対話を大切にしよう」ということについてお話をしました。
平成31年度第46回入学式式辞
平成三十一年度第四十六回入学式 式辞
暖かく柔らかな日差しを受けて、桜の花びらがきらりと舞う、春爛漫の季節となりました。この佳き日に、PTA会長 根岸 桜 様、後援会長であり、日高市長であります谷ヶ﨑 照雄様をはじめ、多くのご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに、平成三十一年度 埼玉県立日高高等学校第四十六回入学式を挙行できますことは、私ども教職員にとりましても、この上ない慶びとするところであります。
ただ今、入学を許可しました百六十二名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
私たち教職員はもとより、在校生一同、心より皆さんを歓迎いたします。皆さんが、高倍率の入試を突破し、本校への入学切符を手にすることができたのは、ひとえに皆さん一人一人が、充実した中学生活を送り、一生懸命勉強に取り組んできた努力の賜物です。
本校は、日高市唯一の高等学校として、「地域に愛され、期待に応える学校」を目指す学校像に掲げ、「知力・体力の向上」に努め、思いやりや自律心、社会性を育む教育活動を行っております。そして、生徒の進路希望が実現できる学校づくりに、地域の方々と教職員とが手を携え、共に努力している学校であります。
さて、新入生の皆さんは、今日から本校での高校生活が始まります。五月には新たに令和という元号に変わり、皆さんも気持ちを新たに、これからの高校生活を頑張ろうとしていることだと思います。私は、皆さんのご入学に当たり、三つのお話をいたします。
一つ目は、授業を大切にし、基礎学力を高めてほしいということです。言うまでもなく学校生活の中心は毎日の授業です。ぜひ一時間一時間の授業に真剣に取り組んでください。皆さんの中には、中学校の時に、数学や英語に苦手意識を持っていた人もいるでしょう。でも心配はいりません。本校には熱心に指導してくれる先生方がそろっております。わからないところも丁寧にわかるまで教えてくださいます。皆さんにしっかりとした学力が身につくように とことん応援しますので、しっかり授業に取り組みましょう。
二つ目は、高校時代に何でもいいから自分にとって得意なもの、頑張れるものを見つけてください。先ほど引退したイチロー選手は引退会見で、自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げる。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも向かっていくことができる、と言っています。部活動でもいいし、自分の趣味のものでもいいです、もちろん勉強でもいいです。高校時代にぜひ熱中できるものを見つけてください。それがきっと皆さんの今後の人生を豊かなものにするに違いありません。
三つ目は、基本的生活習慣を確立してほしいということです。高校は、勉強の場であると同時に、卒業後、社会人として生きていくための基礎をしっかりと身に着ける場所です。選挙年齢の引き下げにより、皆さんは十八歳になると、有権者になります。また、民法の改正も予定されており、十八歳で大人として扱われます。皆さんは将来、仕事に就き、収入を得て、自分で生活していかなくてはなりません。高校生のうちに、他の人たちと協力して、物事を進めていける協調性や礼儀、言葉遣いといった大人として当然身に着けておかなくてはならない態度を身につけなければなりません。そのためには、「まず、いつでも、どこでも挨拶のできる生徒」になってください。挨拶は生きていく上での基本中の基本であり、人と人とをつなぐ大切なものです。また、「その場にふさわしい服装や言葉遣いが出来ること」、「時間を守ること」も大切です。私たちは人生を一人で生きていくことはできません。人に助けてもらう、人を助けてあげる、そういったお互いに気遣い、協力し合って社会生活が成り立っている、ということを理解してもらいたいと思います。
次に保護者の皆様に申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。今日の入学式に臨むわが子の姿にお慶びもひとしおのことと思います。本校教職員一丸となって、生徒一人一人を大切にし、丁寧に教育活動に当たってまいります。お子様の健やかな成長のためには、本校の教育活動に対しまして、保護者の皆様の特段のご理解とご協力が必要不可欠となります。ご家庭と学校との緊密な連携を、切にお願い申し上げます。
結びに、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様に、重ねて御礼申し上げるとともに、新入生の皆さんが、今日の喜びを忘れることなく努力を重ね、高校生活が実り多いものとなるよう心から期待して、式辞といたします。
平成三十一年四月八日
埼玉県立日高高等学校長 堀 尚人