校長だより    ~ 感謝、全力、チーム日高! ~

2016年4月の記事一覧

平成28年度 入学式式辞

平成二十八年度 入学式 式辞


 山々の木々も芽吹き、まさに春爛漫の季節を迎えたこの佳き日に、PTA会長 斎藤 あゆみ 様、後援会長であり、日高市長でもあります 谷ヶ﨑 照雄 様 をはじめ、多くのご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに、平成二十八年度 埼玉県立日高高等学校 第四十三回入学式を挙行できますことは、私ども教職員にとりましても、この上ない慶びとするところであります。
 

 ただ今、入学を許可いたしました百五十八名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たち教職員はもとより、在校生一同、心より皆さんを歓迎いたします。

 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 

 本校は、日高市唯一の高等学校として、「地域に愛され、期待に応える学校」を目指す学校像に掲げ、「知力・体力の向上」に努め、思いやりや自律心、社会性を育む教育活動を行っております。そして、生徒の進路希望が実現できる学校づくりに、地域の方々と教職員とが手を携え、共に努力している学校であります。
 

 さて、新入生の皆さんは、今日から本校での高校生活が始まります。高校での三年間は、「人生の基礎づくり」という視点からも極めて大切な時です。私は、入学に当たり、皆さんに三つのお話をいたします。
 

 一つ目は、「志」をもってほしいということです。志とは、「ある方向を目指す気持ち。心に思い決めた目的や目標」のことです。現代は高度情報化、グローバル化社会と言われ、すでに日本国内だけで完結する時代ではなくなりました。皆さんが三年後に高校生活を終えると、広く世界を相手に活躍することになるかもしれません。是非とも大きな夢、大きな志をいだいてほしいと思います。それにはまず自分を知ることが大切です。昨年までの良かった点や反省点を自覚し、過去の自分を見つめ直し、今やるべきことを決め、未来の自分につなげる、というサイクルを作り、社会に対してどのような貢献ができるのかを探してほしいと思います。

 そのために、皆さんに心がけてほしいことが、次にお話する二つ目、三つ目となります。
 

 二つ目は、基本的な生活習慣を確立してほしいということです。具体的には、「挨拶励行」「時間厳守」「整理整頓」が普通にできる人間になってほしいということです。気をつければ、誰にでもできることですし、人間社会では重要な三要素であります。もちろん、「整理整頓」には、身のまわりの整理だけでなく制服着用などのマナーも含まれます。基本的な生活習慣を身につけ、周囲からの信頼を勝ち得てほしいと思います。
 

 三つ目は、授業を大切にし、基礎学力を高めてほしいということです。高校生活においては、日々の授業に出席し、真剣に取組むことが最も大切です。その上で、部活動や学校行事にも積極的に取り組んでください。進学や就職などの進路希望に関わらず、基礎学力を高めることは必要なことです。学ぶ上で最も根本となるのは「国語力」であると考えます。「読み・書き」といった基本的な力が、生涯に渡って重要となるはずです。「読む力・書く力」をつけるため、本を読むことをお勧めします。本校の図書館には、様々なニーズに応えるだけの蔵書が用意されております。読書の習慣を身につけ、自ら学ぶ姿勢を身につけてください。
 

 私たち教職員は、皆さんの内に秘めた、素晴らしい資質や能力を少しでも引き出し、伸ばし高めることが使命であると考えています。いつでも応援させていただきます。
 

 ご出席いただきました保護者の皆様にお願いを申し上げます。お子様の健やかな成長のためには、本校の教育活動に対しまして、保護者の皆様の特段のご理解とご協力が必要不可欠となります。ご家庭と学校との緊密な連携を切にお願い申し上げます。
 

 結びに、ご臨席を賜りました、ご来賓の皆様に重ねて御礼申し上げるとともに、新入生の皆さんが、今日の喜びを忘れることなく、努力を重ね、高校生活が実り多いものとなるよう心から期待して、式辞といたします。
 

  平成二十八年四月八日

                        埼玉県立日高高等学校長 松本 明

平成28年度第1学期始業式校長挨拶

第1学期始業式校長挨拶

 改めまして、おはようございます。

 滑川総合高校から異動してまいりました校長の松本と申します。皆さんが
大きく成長するため、先生方と一丸となって教育活動にあたってまいりま
す。どうぞよろしくお願いいたします。実は、平成23年度、24年度と2年間、
教頭として本校に勤務しておりましたので、2度目の日高高校となります。皆
さんがこの一年、どんな輝きを見せてくれるか、楽しみにしております。気持
ちを新たにぜひとも頑張ってください。

 さて、今日は、新年度スタートの特別な日に当たります。私から2点お話を
しますのでよく聞いてください。

 まず一つ目は、皆さん一人一人が、「志」をもってほしいということです。
「志」とは何か。辞書によると「ある方向を目指す気持ち。心に思い決めた目
的や目標。」とあります。従って、「目標」や「目的」を決めよう、という言い方
もできます。

 勉強、進路、部活動など、学校生活を送っている今だからこそできる「志」
を考えてみましょう。

 それには、まず、昨年の良かったことや反省点を自覚する必要がありま
す。過去の自分を見つめ直し、今やるべきことを決め、未来の自分につな
げる、というサイクルを作ることが大切です。個人面談等、機会があれば、担
任の先生にも語ってほしいものです。

 20世紀を代表する物理学者である、アルバート・アインシュタインは、次の
ように述べています。

「Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow」

 意味は、「昨日に学び、今日を生き、明日に希望を持て」ということになる
でしょうか。過去に失敗があったとしても、それを教訓に現在の生き方に活
かす。胸を張り、希望を持って未来に向かいましょう。そんなわけで、高い
「志」を持って、1年間頑張っていきましょう。

 さて2点目。これは私事ですが、3月30日の朝、私の父が亡くなりました。
85歳でした。皆さんのおじいちゃん、おばあちゃんより年上かもしれません
ね。高齢なので、近い将来、こうなることは覚悟していたのですが、入院生
活20日足らずで、あっけなく旅立ってしまったなあ、というのが正直な気持
ちです。もっと親孝行しておけば良かったなあ、とも思っています。

 さて皆さん。人間、産まれたからには、いつかは必ず死を迎えることになり
ます。85年も生きられれば、「授かった寿命を見事に使い切った」ということ
で、「天寿を全うした」という言い方をし、満足な人生だったと言えるかもしれ
ません。

 しかし、日本だけではなく、世界中で、不慮の死を遂げる人、若すぎる死
を迎える人が大勢います。いまだに戦争のような状態から抜け出せない国も
あり、多くの命が失われています。また、交通事故でなくなる方も大勢いま
す。最近、事件や事故で亡くなる方が多いので、私自身、命の大切さにつ
いて鈍感(あるいは他人事)になっていたように思いましたが、父親の死で、
事の重大さを実感させられました。

 皆さんに伝えたいことは、改めて、命の大切さを考えてほしいということで
す。そして、家族を大切にしてほしいということです。命の重さは皆一緒で
す。かけがえのないものです。

 どうか皆さんにも、天寿を全うする人生を送ってほしいと思います。失敗し
ても、命があれば、大概、どうにかなります。

 今日は、年度当初に当たり、「志を持とう」ということと、「命の大切さ」につ
いてお話をしました。家庭でも話題にしていただけると嬉しく思います。

 午後の入学式では、158名の新入生を迎えます。生徒・教職員が一つに
なって、平成28年度が良い年となるよう頑張っていきましょう。