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【日本の産業革命】綿花から綿糸をつくろう

 11月13日(月)、3年生日本史の授業で、綿花から綿糸をつくる体験授業を行いました。

 日高市教育委員会 生涯学習課 文化財室から綿繰り機や竹製紡車をお借りして、「綿の実ひとつから糸を紡ぐ」工程を体験しました。

 コマ型の道具を使って、一人一人が糸紡ぎに挑戦しました。コマの回転と引っ張り具合を調節しながら、徐々に糸が長くなっていく作業に集中して取り組みました。

 出来上がった糸は、手触りがとても柔らかく、ふわふわしていました。また、実のほうは食用油の王様と言われる「綿実油」になるそうです。

 種から育てて、糸に紡いで、織布へ、原綿から綿織物ができる過程を推し測り、何でも簡単に手に入る時代にあえて一から糸をつくることの面白さを感じることができました。